紀の川市貴志川町 田原歯科
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歯周治療と歯内治療の自費診療についてのご案内

患者様の多様なニーズの中で、保険にとらわれずにより良い歯科治療を受けたいというご要望が増えてまいりました。インプラント治療の需要が全国的に増加していることからもそのようなニーズが読み取られます。

しかし、インプラントに至る前に、大切なご自身の歯を守ることが出来るうちに、自分の歯を守ることにもっと力を入れる方が良いのではないでしょうか。ご自身の歯を守るために重要なのは歯周治療と歯内治療です。これらの治療の分野で保険の制約を離れて、最新で最善の治療の選択肢があっても良いのではないでしょうか。



成人が歯を失う最大の原因は歯周病です。その歯周病を治療するのが歯周治療です。むし歯などで細菌が歯の根の中に侵入して歯髄炎をおこしたり、あるいは歯の根の中から顎の骨の中へ細菌が侵入し骨の中に病変を作ったりすることを歯内病変といい、それを治療するのが歯内治療です。

今まで歯周病や歯の根の病気で悩んで来られた方も多いのではないでしょうか。歯周治療や歯内治療がどうして難しいのか、思い通りにいかないのかについて、ご説明したいと思います。


まず歯内治療について説明します。

むし歯による痛みなどのために、歯の神経を取る治療があることをご存知だと思います。実際には、歯の中には神経繊維だけではなく血管などの軟組織が存在し、これを歯髄と呼びます。歯髄の入っている歯の根の中の空間を根管と呼び、一本の管が通っているのではなく、実際には複数の管があったり、それらがアミダくじのように繋がっていたりして非常に複雑な構造をしているのです。この歯髄の入っている根管に細菌が感染して歯髄炎が起こったり、根の先の顎の骨の中に病変が出来たりして痛みが出るのです。これに対する治療を歯内治療と呼びます。

従って、歯の根の治療すなわち歯内治療は、本来、非常に難しく高度な技術と多くの時間を必要とするたいへんな治療なのです。そして間違いなくその歯の命運を左右する重要なものです。

そのため諸外国ではこの歯内治療は歯科治療の中で大変重要視されております。例えば、大臼歯1本の歯内治療に支払われる治療費は、アメリカの歯内治療専門医では約16万円、フィリピンやシンガポールでも約7万5千円です。しかし、日本の保険診療ではなんと約9千5百円程度なのです。この保険の歯内治療費は30年以上も前からほとんど変わっていません。昔は現在ほど感染対策を厳しく問われることもありませんでした。現在、器材の清潔管理や感染対策に要する経費は昔の比ではありません。良い医療サービスを提供するための人件費も30年以上前に比べて上昇しています。

またこの十数年間で歯内治療には世界的に技術革新(イノベーション)が起こりました。それにより歯内治療の成功率は一段と高くなりました。技術革新にはマイクロスコープとその関連器具を用いたマイクロ・エンドドンティクスと言われる技術であったり、根管のわん曲に対応できるニッケル・チタン・ファイルの開発であったり、根管穿孔などの修復に効果的なMTAという材料(1回使用分の1袋が原価で約1万円)の発明などです。

これらの最新技術の恩恵を得るためには、相当な設備投資とランニング・コストという経費がかかってしまいます。それにもかかわらず、保険診療における歯内治療の価格は30年以上も前とほとんど変わらず大臼歯1本当たり約9千5百円程度なのです。これでは従来の治療法の提供さえ困難になるのではないでしょうか。歯科医療従事者の献身的な努力によってかろうじて支えているのが現状なのです。

確実なことは今の保険歯科診療における歯内治療への報酬では、成功率の高い最新の歯内治療システムを100%取り入れることは不可能だということです。大切な歯を守るための最新の治療法を保険で十分には提供できないということは大変残念なことです。現状では、最新技術を用いた歯内治療を受けるためには自由診療に頼るしかないのです。

当院ではアメリカの歯内治療専門医が行っている治療と同等の最新の歯内治療を米国式歯内治療として自由診療で提供します。治療の所要時間は1本あたりトータルで通常約60分から120分で、治療回数は1回から5回程度です。この治療に関しては完全予約制で、突然のキャンセルは穴埋めできませんのでキャンセル料を頂くことになります。



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